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一人相撲の語源は大山祇神社の祭事にあった!?

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一人相撲」の意味について知っていますか?

普通に考えると自分勝手な行動とか、チームワークを乱しているとか、場違いなところで余計な力を使っている…というように悪い意味にしか使われませんよね。相撲は相手があってはじめて行えるものなのに、一人で勝手に相撲をしているだけということです。

でも、この言葉の語源は、神事から来ていることなので本来の意味は違っているのです!。その神事は愛媛県にある大山祇神社で行われています。

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一人相撲の語源とは?

愛媛県の大三島(おおみしま)に大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)があります。

大山祇神社が置かれている大三島は、瀬戸内海で5番目に大きな島で”神の島”とされています。その理由は大山祇神社があるからで、神社の国宝館には日本の国宝・重要文化財の約4割が納められており、一般公開もなされています。

昔から大山祇神社は「山の神・海の神・戦いの神」として有名で、多くの戦国武将などから尊ばれていたたからなのだそうです。特に有名なのが「瀬戸内のジャンヌダルク」と言われた鶴姫のものと伝わる鎧で国内唯一、女性用の鎧として保存されています。


タイトルに戻りますが、一人相撲は大山祇神社で行われるお祭りに由来する言葉なのです。実はこのお祭りは、もう700年以上も続いている由緒ある伝統的なものとなっているんですよ!

それは、春の御田植祭(旧暦5月5日)と秋の抜穂祭(旧暦9月9日)に、大山祇神社の御淺敷殿と神饌田の間に設けられた土俵で行われる神事です。

大山祇神社の一人相撲!

動画で見るとなんだかシュールですよね…笑

人間は「一力山」として登場しますが、相手は「稲の精霊」です。ルールは三本勝負で「稲の精霊」が2勝1敗で勝つことになっています。「相撲」は「角力」とも書く通り、力比べを表しているんですね。

観客に見えるのは当然のことながら、「一力山」という人間力士一人だけです。力士は自分にも見えない相手に真剣になって相撲を取り続けます。見えない相手は「稲の精霊」で、稲の精霊が勝つと豊作が約束されると言われているので、人間力士は勝つわけにもいかないのです。

しかし、伝統的な神事ですから、実際は相手のいない相撲を必死になって三番勝負を行い、最後は惜しいところで「稲の精霊」が勝つということになります。

見ている人からすれば、何にも何らない身勝手な行為と見えますし、余計な力を場違いなところで使っているということになり、そこから一人相撲という言葉で揶揄するようになったというわけなのです。

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