生活・人間

了解と承知の違い|目上に使う敬語は「わかりました」でいい?

投稿日:2016年2月4日 更新日:

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目上の人や顧客に依頼を受けた時などに使う敬語として「了解しました」「承知しました」「かしこまりました」などがありますね。

これらの言葉の違いをご存知でしょうか?今まで仕事で正しいと思って使ってきた言葉が、実は失礼な言葉だったかもしれません。

似たようで違う了解と承知の使い方の違いとタイミング、「かしこまりました」「分かりました」を使う場合について見ていきたいと思います。

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了解と承知!どっちが目上に使う敬語?

単語そのものの意味を見て、使い方を見ていきましょう。

了解しました

「了解」という言葉の意味は以下の通りです。

物事の内容や事情を理解して承認すること。了承。「―が成り立つ」「来信の内容を―する」

このように了解という言葉は相手を"認める"という意味を持っています。そのため、会社の上司など目上の者から連絡を受けた際に「了解しました」を使うのは不適切と言えます。

です・ます調にすれば敬語になるわけでもなく、「了解」とは目下の者から連絡を受けた上司等が物事を了承した際などに使う言葉ということになります。現実問題としてそこまで突っ込まれることは少ないですが…。

また、警察や軍隊などの一般的でない場合には、刑事ドラマなんかと同様で実際に使われるケースもあるようです。

承知しました

「承知」という言葉の意味は以下の通りです。

事情などを知ること。また、知っていること。わかっていること。「無理を承知でお願いする」「君の言うことなど百も承知だ」「事の経緯を承知しておきたい」
依頼・要求などを聞き入れること。承諾。「申し出の件、確かに承知した」
相手の事情などを理解して許すこと。多く下に打消しの語を伴って用いる。「この次からは承知しないぞ」

今回、ビジネスで目上の者に使う敬語としては2番になります。

「承る」という言葉の通り、「承知しました」は相手の依頼を聞き入れるという意味を持っているので、上司や顧客に使うのに正しい言葉と言えます。

また、「承りました」と「承知しました」は似た意味ですが、「承知しました」の方には『私は理解しました』という人の意思が反映されているように感じますね。

かしこまりました・分かりました

目上の者といってもそこまで厳格な関係ではなく、和気あいあいとやっているような会社も多いことと思います。

そこで「承知しました」という敬語を使うと、相手に堅すぎる・とっつきにくいなどの印象を与えることもあります。そのような場合には目上の者に対して「分かりました」でも問題ありません。

また、「かしこまりました」は「分かりました」の謙譲語なので非常に丁寧な印象を持ちますが、2つの言葉の微妙なニュアンスの違いには注意が必要です。

「分かりました」の方が正しい場合

了解と承知ではありませんが、「かしこまりました」のエピソードで面白いなと思ったのは以下のパターンです。

土曜に電話したが、客先は営業はしていたが、連絡取りたい方がいらっしゃらなかったので、平日またお電話しました。

その際の会話

客「土曜はいないので、平日お電話してもらえる?」
私「はい、かしこまりました。」
客「かしこまりましたの使い方違うよ。ぷふー」

という会話でした。「かしこまりました」は、「わかりました」の謙譲語だと思って使っていたのですが、違うのでしょうか?

出典:Yahoo!知恵袋

このとき「私」と「客」のどちらが間違っていると思いますか?

確かに私の「かしこまりました」の用法は間違っていないように感じますが、実はこのとき客側は依頼や指示をしたわけではないということがポイントです。

あくまで連絡を取りたいのは私であり、客側からしてみれば電話してこなくても別にいいわけです。

そのため、このような場合は承諾を意味する「かしこまりました」よりも「分かりました」の方を使うべきだったんですね。

まとめ

  • 目上の者からの依頼 → 承知しました・分かりました
  • 部下や同僚からの連絡 → 了解しました・分かりました
  • 顧客からの注文 → かしこまりました・承知しました

似たような言葉ですが、微妙な意味の違いがあって難しいですね。

それぞれの敬語が持つニュアンスの違いを覚えておくことで、どの敬語を使うべきか悩むことは少なくなると思います。

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