政治・経済

中年フリーターの数は273万人。増え続ける非正規雇用の将来は…?

投稿日:2015年10月15日 更新日:

WS000013

週刊東洋経済の「絶望の非正規」という特集がネットで話題となっています。

平成元年には817万人だったのに対し、平成26年には1962万人と、1145万人も増えています。これは全体の37%であり、労働者の3人に1人が非正規という状態です。

中でも就職氷河期世代の35歳~54歳の中年フリーターの問題が深刻に表れてくるとのことです。

スポンサーリンク

出典 「中年フリーター」のあまりにも残酷な現実

日本のフリーターの問題点

日本のフリーターは給料が低く、正社員の採用にあたってのハードルは非常に高いです。

では外国の場合はどうでしょうか。

例えばアメリカでは雇用する際のハードルが低いため、正社員になるのは日本に比べれば容易です。また、ヨーロッパでは正社員とパート社員の賃金を同一にするなどの対策が取られています。

しかし、日本では正社員を特別視していますね。

面接や書類選考では過去の経験を非常に気にします。中途採用時には「経験年数2年以上」「35歳以下」などの条件は当たり前のようになっています。

つまり、最初にレールから外れて職歴なしのまま35歳を超えてしまった人はレールに戻ることが難しいのです。

フリーターなのは自業自得?

既に60歳近い世代の人からは「自業自得」やら「他人のせいにするな」といった厳しい意見が見られます。

確かに氷河期世代の中にも成功している人はいるのですから、突き詰めれば自業自得と言えないこともありませんが、本人のせいだけとは言い切れません。

例えば「常に人手不足の会社が求める人材」とは、バイトレベルの給料で何時間も会社のために身を削って働いてくれる能力の高い人なのです。

なんでもかんでも自己責任論で片付けていては何も進歩しませんし、いずれは日本人全体が苦しむことになると思いますね。

今の時代は正社員でも安心出来ない

img_6366

今は正社員でもボーナスがないところは多く、交通費すら出ないところもあります。昇給しないのは当たり前、残業代も当然のように支払われず、時給換算すると結局700円くらいになっている人もいます。

経営不振だからとさくさくっと社員の多くがクビにされたところもありますしね。

年代別の平均年収を見ると(下記に記載)、当たり前のように400万,500万とありますが、数字のマジックもありますので鵜呑みには出来ません。

例えば、年収300万円の人が4人、1500万円の人が1人いたとした場合、平均年収は540万円にもなるのです。

上を見ればキリがないため、個人的には年収300万もあればとりあえずは十分なのではないかなと思います。また、これからは安定な仕事どはなく、個人個人がそれぞれお金を稼くことが出来なければならなくなるのではないでしょうか。

幸いなことにアルバイトならどこでも募集をしていますので、貧乏でも生活するだけなら十分可能である日本は幸せな方なんでしょうね。

正社員の給与を下げろと呪うのではなく、個人で稼ぐ方法を見出したいものですね。

■年代別平均年収 (平成25年分)

●19歳以下
男性平均年収:142万円
女性平均年収:106万円
計平均年収:126万円

●20歳以上 - 24歳以下
男性平均年収:265万円
女性平均年収:226万円
計平均年収:246万円

●25歳以上 - 29歳以下
男性平均年収:371万円
女性平均年収:295万円
計平均年収:339万円

●30歳以上 - 34歳以下
男性平均年収:438万円
女性平均年収:294万円
計平均年収:384万円

●35歳以上 - 39歳以下
男性平均年収:499万円
女性平均年収:297万円
計平均年収:425万円

●40歳以上 - 44歳以下
男性平均年収:568万円
女性平均年収:290万円
計平均年収:459万円

●45歳以上 - 49歳以下
男性平均年収:638万円
女性平均年収:292万円
計平均年収:491万円

●50歳以上 - 54歳以下
男性平均年収:649万円
女性平均年収:281万円
計平均年収:491万円

●55歳以上 - 59歳以下
男性平均年収:629万円
女性平均年収:275万円
計平均年収:485万円

●60歳以上 - 64歳以下
男性平均年収:460万円
女性平均年収:221万円
計平均年収:362万円

出典 マイナビウーマン

-政治・経済
-,

Copyright© キニブロ - なぜか気になるあれこれブログ , 2016 AllRights Reserved.