雑学

靖国神社に奉納された「真榊」とは一体何なのか?奉納する意味とは

投稿日:2015年10月17日 更新日:

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安倍首相は靖国神社で始まった秋季例大祭に合わせて、「真榊(まさかき)」と呼ばれるお供え物を奉納しました。

靖国神社の参拝に関してはさておき、「まさかき」とは一体何なのでしょうか。また、「真榊奉納」にはどういった意味合いが込められているのでしょうか。

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真榊とは

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真榊とは祭壇の左右を飾る祭具(神具)のことです。

神棚用の真榊の他にも、黄色と白がメインの「葬祭用大榊」や緑の目立つ「神社教会用真榊」もあるようです。

ぱっと見では着物のような衣装にも見えますが、よく見ると左側の真榊と右側の真榊とでは掛かっているものが違い、それぞれに意味があります。

真榊の見た目、それぞれの意味

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まず頂点にある葉は「榊(サカキ)」という神事に用いられる植物です。

榊には神の聖域と人間が住む世界の堺である「堺木」や、栄を意味する「栄木」などの意味があり、名前の由来は諸説あるものの日本独自の文化であるとのことです。

次に左側の真榊には平和を意味する三種の神器「草薙剣」、右側には「八咫鏡」「八尺瓊勾玉」が掛かっています。

最後に5色ある絹は「陰陽五行説」に沿って色分けがしてあり、曜日である「木・火・土・金・水」を表しているとのことです。陰陽五行の思想についてはよくわかりませんでしたが、無意味にカラフルにしているわけではないようですね(当たり前)。

出典 小長井仏具本店

真榊奉納の意味

真榊が何なのかはわかりましたが、今回の靖国神社への真榊奉納にはどのような意味があったのでしょうか。

「真榊奉納」の意味について、以下のように書いてありました。

神社へ真榊を供えること。あるいは、真榊料(御榊料)の名目にて金銭を納めること。真榊は神社の祭壇に神具として奉献する榊の美称である。真榊奉納は神事への参加を意味する。

出典 新語時用語辞典

意味としては「真榊を奉納する」という正にそのままですね。

つまり、首相が行う真榊奉納というのは「例大祭という大きな祭祀に平和でいましょう」という意味を込めての奉納なのではないでしょうか。

首相の真榊奉納が注目される理由としては、「外交上への配慮により、参拝をする代わりに真榊奉納を行った」という解釈でメディアに取り上げられるから、ということです。

例大祭は毎年春と秋に行われるものなので、度々注目を浴びます。それには日本人や外国人の賛否があるため、「真榊」という言葉を度々聞くのだと思います。

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