生活・人間

ミネラルウォーターは水道水よりも危険?安全?水質基準の問題とは

投稿日:2016年5月4日 更新日:

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前回の記事では水道水は直接飲んでも大丈夫で、高度な浄水処理によって衛生面に配慮されているというお話でした。

とは言っても、水道管が錆びていて赤水が出てきたり貯水タンクが綺麗に清掃されていなかったりするということも中にはあるとかないとか…。

それなら「ミネラルウォーターなら安心なんじゃないの?」と思いがちなのですが、ミネラルウォーターこそ安全ではないという説もあります。疑い始めたらキリがありませんが、ミネラルウォーターと水道水のどちらが安全なのか見ていきましょう。

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水道水とミネラルウォーターどっちが安全?

まず始めに、「浄水場から流れてきている水」「ミネラルウォーター」の場合で比べれば、水質基準の厳しい「浄水場から流れる水」の方が安全と言えます。

しかし、最終的には水道管や貯水タンクから出てくるのが水道水なわけで、そこで見ると必ずしも安全とは言えないのが事実です。

それでは、水道水とミネラルウォーターの危険性を比較した場合、どちらの方が安全に飲むことが出来るのでしょうか。

水道水の危険性

水道水の水質自体は厳しい管理と検査があるため問題はありません。

しかし、最近ニュースになったように配管の接続ミスというものがあります。ニュースによると、板付中学校で約1年半に渡り、トイレの洗浄に使う再利用水が手洗いや飲み水に使われていた…とのことです。

さらにアパートの貯水タンクの場合はヘビが泳いでいたという目撃があったり、ボートや短パンが発見されて貯水槽内を人が泳いでいたことが明らかになったり、うわぁ…となるニュースもあります。

飲んでも健康被害はないのがほとんどですが、そういう可能性があると考えると心理的にはあまり飲みたくないというのも理解が出来ますね。

ミネラルウォーターの危険性

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ミネラルウォーターにも水道水同様に安全基準がありますが、ミネラルウォーターの方が圧倒的に基準が緩くなっています。環境学の安井至先生はこう話しています。

蛇口から出る水は浄水場で作られ、国が定めた安全基準をクリアしたものだけが水道管を通って各家庭まで届いています。この安全基準は、ヒ素、フッ素、ホウ素、亜鉛、マンガン等などについて、それぞれ含有量が一定基準以下でなければいけないと定められています。

同じように市販されているミネラルウォーターにも安全基準があるのですが、この2つを比較した場合、ミネラルウォーターのほうが基準がはるかにゆるいのです

例えばフッ素は2.5倍、マンガンは4倍、ヒ素、ホウ素、亜鉛などは約5倍もの基準になっており、水道水の方が基準がゆるくなっている項目は一つもありません。ですから、水道水の方が安全性が高いといえるでしょう

出典:これでもまだ水を買い続けますか? http://allabout.co.jp/gm/gc/58895/

2003年にはミネラルウォーターの中から、発がん性のあるホルムアルデヒドが水道水の80倍の濃度で検出されたことがありました。

また、有名なフランス製のミネラルウォーターの場合は発がん性の高いヒ素含有量が多く、実際にアメリカで問題になったこともあるとのことです。こうしてみるとミネラルウォーターこそ絶対安全とは言いがたいということがわかります。

さらにミネラルウォーターが身体に良いというのは、科学的な裏付けのない似非科学であるとのこと。でも水道水より味が良いのは事実のようです。

まとめ

飲み水としての安全面のみを見れば、なんとミネラルウォーターよりも水道水を飲む方が安全!ということでした。

どちらにしても絶対の100%安全!何が何でも安全!というのはありえないため、普通に生活する分には気にしすぎても仕方がないことなのかもしれません。

浄水技術も良くなっているし、集合住宅持主の管理下にある貯水タンクも清掃を怠るようなことは少なくなっているようです。さらに言うと自宅の水道水ならほぼ安全で、集合住宅や公共施設の場合は万が一の場合もあるということです。

よって、ミネラルウォーターは嗜好品、水道水は日常的に使える水!健康的な安全面で見れば水道水の方が良い!というのが結論です。

 

安全で美味しい水を毎日飲みたい!というのであれば、お金をかけてウォーターサーバーを設置するか、浄水器をつけてフィルターを定期的に掃除・交換するということが必要になってしまうのは仕方がないことなのでしょうね。

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