雑学

天気予報の「平年」は何年間の平均のこと?例年との意味の違いについて

投稿日:2016年5月11日 更新日:

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天気予報ではたびたび「平年」という言葉が用いられます。

  • 「GWは平年並みの気温でした」
  • 「平年通りの寒さとなりました」
  • 「全国的に平年よりも気温が高くなっています」

などなど…。普段は何気なく聞き流しているこの言葉ですが、何を基準にして平年としているかがわからない方も多いのではないでしょうか。

平年以外に「例年」と言われることもありますね。それぞれの意味と例年の違いについて解説していきます。

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平年の意味

天気予報で使われる「平年」は予報用語で、過去30年間の平均値のことを示しています。

例えば「平年と比べて気温が上昇している」という場合、「30年間の平均と比べて今年の方が気温が上昇している」という意味になります。

 

また、平均値を出す際に用いる30年間は過去何年から何年までを基準にしているのか?ということですが、今の年から30年前までの平均ということではありません。

平均値は毎年更新されるわけではなく、10年毎に更新されます。

つまり、2016年のときに使う平年は1981年~2010年の平均値のことを言います。そして2021年を迎えれば平均値は更新され、1991年~2020年のデータが平年となります。平年の意味について、気象庁のHPには以下のように書かれていました。

平均的な気候状態を表すときの用語で、気象庁では30年間の平均値を用い、西暦年の1位の数字が1になる10年ごとに 更新している。

平年値の出し方

実際の平年値は単純な平均値ではなく、平均値を出すための平均値なんかも計算されているみたいですよ。

例えば5月10日の気温を平年値で見る場合、「30年間分の5月10日の気温を30で割る」のではなく「5月10日の数日前から数日後の期間を平均値として置き換える」などといった複雑な計算があるようです。

難しそうな長い公式が書いてありましたので私はギブアップしました…。

「平年」と「例年」意味の違い

平年はしっかりと平均値が出された数値ですが、例年の場合はそうではありません。

例年は「いつもの年」「毎年」といった一般的な意味を持ちます。統計された情報ではないので正確さが必要なときには用いられません。

  • 「梅雨入りは例年通りなら6月頃」
  • 「例年通り田植えの時期を迎えた」
  • 「例年と同じ盛り上がりをみせた」

といった使い方をされるのではないでしょうか。

普段の生活で使う言葉は「例年」で、天気予報など気象情報を表す時に使う言葉が「平年」ということなんですね。

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