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ポケモンGOのゲーム中に交通事故にあったときの責任はどこにある?

投稿日:2016年7月23日 更新日:

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海外で先行配信された超人気スマホアプリ『ポケモンGO』が日本でも配信され、予想通りの盛り上がりを見せていますね。

ポケモンGOのゲーム性によって、外に出かける人が非常に増えています。もちろんそれは悪いことよりも良いことの方が多くて、「引きこもりがポケモンを捕まえるために外に出る」といった意外な効果もあるようです。

しかし、そこで気になるのが歩きスマホによる事故。ポケモンGOをやっている歩行者と交通事故を起こした場合、過失の責任はどちらにあるのでしょうか?

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「ポケモンGO」よりもプレイヤーの責任

ポケモンGOをしていたがために、信号を見落として交通事故にあう可能性があると危険視されています。車ではなくとも、段差につまづいて転んだり…。

とある教育評論家が「外で『ポケモンGO』をやっていたせいで怪我をしたら、PL法適用で賠償請求できる」みたいなことを言っていましたが、弁護士も反論したとおり、もちろん賠償請求なんてできるわけがありません。

ポケモンGOが「製品が通常備えているべき安全性を欠いている」とは言いがたいし、それ以前ににPL法はプログラム(無形物)には適用されないからです。

歩きスマホのせいで起きた事故は、全てプレイヤーの自己責任なのです。

製造物責任法(PL法)

第一条 この法律は、製造物の欠陥により人の生命、身体又は財産に係る被害が生じた場合における製造業者等の損害賠償の責任について定めることにより、被 害者の保護を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。

第二条 この法律において「製造物」とは、製造又は加工された動産をいう。

ポケモンGOのプレイヤーと車が接触したら?

車側の過失がなくなることはまずないでしょう。

過去に「歩きスマホをしている歩行者に、歩道上で自転車が衝突した」という事例がありましたが、歩きスマホをしていた歩行者に過失はないとの判決がなされました。

歩行者は歩道上において、なによりも保護されるべきものだからです。しかし、他の似た事故では、歩行者に1割の過失が認められたこともあるようですね。

歩道上の「歩きスマホ」をしていた歩行者と自転車の衝突事故で、「歩道上を通行する歩行者といえども、周囲の安全を確認しながら通行すべきであることは当 然である」として、「携帯電話の操作に集中して前方に注意を払うことなく歩行していた」歩行者にも1割の過失を認めた裁判例もあります(福岡地裁平成26 年1月15日判決)

出典:たくみ法律事務所

運転手からしたら「前も見ないで急に出てきたお前が全部悪いんだろ!」と言いたくなるところかもしれませんが、「あのスマホいじってるやつ、危ないな」と思ったら徐行して通過しなければならないのです。

赤信号を無視して横断する歩きスマホ

日本ではなんでもかんでも車の責任になる!と思いがちですがそうではありません。赤信号を無視した歩行者と青信号の車が接触事故を起こした場合は歩行者に大きな過失があります。

そのときの一般的な過失割合は、【歩行者:自動車=70:30】とされています。

ポケモンGOをプレイしているしていないに関わらず、歩行者にも安全確認の義務はあるのです。そのため、歩道ではない場所で接触事故を起こした場合も、歩行者ばかりが保護されることは少ないでしょう(事故原因にもよる)。

ポケモンGOの事故責任まとめ

まとめると、ポケモンGOは外に出てゲームをする仕様になっているものの、歩きスマホを推奨しているものではなく、ゲーム自体に責任は発生しません。

結果的に歩きスマホをする人が増えたとしても、それはプレイヤーのマナーの無さが問題です。また、交通事故ではありませんが、「ポケモンをゲットするために他人の敷地に不法侵入する」なんてただの犯罪ですし論外ですよね。

事故になって一番損をするのは自分ですから、マナーを守ってポケモンGOを遊びたいものです!

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