かつて世界各地で家畜が襲われる事件が多発しました。
その事件の犯人こそUMAのチュパカブラであると噂されています。名前だけは知っているという方も多いのではないでしょうか。
チュパカブラの特徴は年々変わっているようですが、目撃証言によると以下の通り。
- 身長は約1m~1.8m
- 全身が毛に覆われており、背中にトゲが生えている
- 顔は大きな赤い目で、牙がある
- 家畜や人間の血を吸い取る
- カンガルーのように飛び跳ねて移動する
- 最大5メートルほどのジャンプ力を持ち、翼で空を飛ぶ
今回はそんなUMAの中でも有名な「チュパカブラ」についてご紹介します。
チュパカブラの正体とは?
発端は1995年にアメリカのプエルトリコ島で山羊の生き血が抜き取られたことに始まります。
殺された山羊の死体には首筋に数カ所の穴が開いているのに血が全く流れていませんでした。この事件がきっかけでスペイン語で「山羊の血を吸うもの」という名前が付けられたのです。
その正体に関しては諸説あります…。
アメリカ軍の生物兵器説
1つ目はアメリカ軍の生物兵器説です。噂ではチリの陸軍が捕まえたチュパカブラをアメリカ軍が持ち去ったとされています。
アメリカ軍は生物兵器を作るために動物を遺伝子操作していたとも言われており、チュパカブラもその過程で生み出されたという説です。
皮膚病に感染したコヨーテ説
2つ目は皮膚病に感染したコヨーテかオオカミであるという説です。
毛が抜けたコヨーテやオオカミが正体だと主張する人もいますが、コヨーテやオオカミは吸血しないのでそれに関しては疑問が残りますね。
ただ、新種の生物かと思ったら病気の動物だった…ということはよくある話です。
過去には「犬のような尻尾」「猫のような耳」「カンガルーのような歩き方」をする動物が発見され、一体なんの動物なんだ!と話題になったことがあります。しかし、その正体は新種でも何でもなく、ただ病気で毛が生えていないキツネだったという実話があります。
宇宙の生物説
3つ目は宇宙生物説です。
宇宙人のペットが逃げ出したのがチュパカブラだという主張です。しかし宇宙人であれば逃げ出したペットを捕まえることぐらいは簡単なような気がしますよね。
…というか宇宙生物がアリならもうおしまいです。
ただの新種の動物、未確認生物説
4つ目は未確認生物UMA説です。
その正体は未だに発見されていない未知の生物だとする説です。新種の動物だとすれば信憑性は高いと考えられますが、これほどの生物が見つかっていなかったというのは疑問が残ります。
でも、人間が知らない動物は今でも普通に存在するので可能性は十分にありますね。
チュパカブラ=人間説
チュパカブラの正体が人間というよりは家畜の保険金目当てで人間が殺したという説ですが、この説もはっきりとした証拠があるわけではありません。
いつの時代も一番恐ろしいのは人間です。やろうと思えば出来る…かも?
昆虫説
6つ目は昆虫説です。家畜が野生動物に襲われた後、死体を食べる大量の昆虫によって血が抜かれたようになったという説です。
しかし実際にチュパカブラを見たという人が多くいるため、昆虫説では全てを解決できないのが現状です。その特徴は場所によって多少の違いはありますが、共通しているのは大きな赤い目と背中の棘です。
体は人間よりも小柄で異常なジャンプ力を持っていると言われています。歩き方は4足歩行が有力で、場所によっては翼を使って空を飛んだという証言もあります。
またパトロール中の警察官が目撃して銃撃し、道路に残った血液を採取したという事件がありました。遺伝子分析を行った結果、地球上のどの動物とも合致しませんでした。このように正体については多くの可能性はありますが、未だに決め手はありません。
最近では二足歩行よりも、四足歩行であるという説の方が強いようです。個人的にチュパカブラの正体は病気にかかった動物(又は実験動物)のような気がしますが、いかがでしょうか。
ヤギの血がなかったのは何か別の理由で、聞いたら拍子抜けしてしまうようなものだったりして…。