カラスはとても頭が良いと有名ですが、その知能の高さはなんと人間でいう7歳児と同レベルだというのです。
私もカラスが頭が良いことは普段の生活で実感しています!例えば毎日クルマで走っていると、道路のど真ん中にいるカラスはぴょんぴょんとハネて歩道に避けます。逃げて飛んでいかずに最低限の動きだけなんです。
その様子を見て「クルマは車道しか走らないということを認識してるんだなぁ」と感心していましたが、まさかここまで頭が良いとは驚きですね。
今回はその驚くべきカラスの行動、頭の良さについて実験動画と一緒に解説していきます。
カラスがとった驚くべき行動の数々
- 木の実の堅い殻をクルマに轢かせて中身を食べる
- 神社の賽銭を拾って鳩の餌が入った自販機にいれる
- 蛇口を足とクチバシで器用にひねって水を飲む
- 自分で遊びを見つけて、滑り台などで何度も遊ぶ
- 人に飼われているとインコのように言葉をしゃべる
- 人の顔を覚えてカラス同士で情報共有出来る
他にも横断歩道を渡る、ゴミ箱の蓋を空ける等、カラスしかしないような行動は書ききれない程たくさんあります。
道具を使えることはもちろん、お金を入れたら餌が出てくる自販機の仕組みすら簡単に理解出来てしまいます。
また、カラス同士で会話も出来るため、カラスに嫌がらせをしたり巣を撤去したりすると、その場にいなかったカラスからも威嚇や報復攻撃を受けることもあるのです。
他にも木の実を割るために高いところから落とす・クチバシで叩くなどではなく、クルマが走るライン状に置くというのはよっぽど考える力がなければ出来ないのではないでしょうか。
おはようとしゃべるカラス↓
カラスに行った実験内容
カラスが7歳児レベルと判断されるに至った実験の内容は、道具を用いて8個の手順を踏まえなければ餌を手に入れることが出来ないというものです。
実験動画がこちら↓
この実験を見るにカラスは物の重さや仕組みがわかり、餌をとるためには道具が必要であることに気づけるんですね。最初に短い棒では無理と気付いて行動するまでが非常に早いです。
むしろ幼稚園児や小学1年生にやらせたらちゃんと解けるのかどうか心配になりますね…。さらに他の実験では体積による水量の変化まで理解できています。
クチバシが届かない水面に設置された餌を手に入れるため、水の中に石ころを入れます。しかも小さな石ではなく大きな石を選び、水位が上昇するまで入れ続けました。
なんというか…凄すぎるの一言!
まとめ
他の動物でも食べ物を隠したり、石を使って木の実を割ったりすることはありますが、カラスのすごいところはやはり問題解決能力ですね。
一度もやったことがないことに対して、状況を理解してどうすれば上手くいくかを考えることが出来るというのが凄すぎです…。他の動物と比べると犬より賢く、サルと同じかそれ以上だそうですよ。
ゴミを散らかしたり人間にとっては迷惑なこともあるカラスですが、人間が育てるとしゃべることもあるというカラスの生態はとてもおもしろいですね。