ゆるキャラグランプリ2015では、また新しいゆるキャラ「出世大名家康くん」が第1位となりましたね。
ゆるキャラグランプリは、2010年に彦根で開催されたのが最初です。それから毎年行われ、2015年まで続いているというわけですね。
年々凄い勢いで増え続けるゆるキャラ、少しずつルールの変わるグランプリは毎年注目度を上げてきています。
今回はこの、「ゆるキャラグランプリ」の栄えある歴代チャンピオンを見ていきたいと思います。
2010年1位「ひこにゃん」
参考写真:ひこにゃんプロフィール http://hikone-hikonyan.jp/profile/
彦根藩二代藩主である井伊直孝公をお寺の門前で手招きして雷雨から救ったと伝えられる"招き猫”と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編成のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクター。
滋賀県彦根市のゆるキャラ「ひこにゃん」です。
ひこにゃんはゆるキャラブームの火付け役とも言われており、知らない人はいないのではないでしょうか?
中には「ひこにゃんが好きだから彦根城に行く!」っていう人もいるくらいで、とっても人気な可愛いゆるキャラです。
彦根の「ひこ」と猫の「にゃん」を組み合わせたわかりやすい名前ですね。
また、2010年には携帯投票があり、そこでは「タボくん」というT.M.Revolutionの西川貴教のキャラクターが1位となりました。
2011年1位「くまモン」
参考写真:くまモン自己紹介 https://kumamon-official.jp/profile
熊本県のゆるキャラ「くまモン」です。こちらも大人気で、誰でも知っていますね。
2011年3月の九州新幹線全線開業をきっかけに生まれたとのことで、見た目が熊なのは名前と容姿が一致するためでしょうか。
人気ゲーム「妖怪ウォッチ」でも「ケマモン」という明らかにくまモンをモチーフにした妖怪(?)がいますね。
熊本県だからくまモンです。動物のクマとは全く関係ありません。
2012年1位「バリィさん」
参考写真:いまばり バリィさんプロフィール http://www.barysan.net/profile/
愛媛県今治市をイメージしたゆるキャラ「バリィさん」です。
今治市は焼き鳥が有名なので「鳥」、名産であるタオル生地の「腹巻き」、日本一の造船業をイメージした「船の形をした財布」といったデザインになっています。
名前の由来は今治市の「バリ」からです。ハローキティに出てきそうな可愛い雰囲気ですね。ポムポムプリンみたいな。
ひこにゃんとくまモンが有名すぎというだけかもしれませんが、この辺から知名度が少し低くなっているように感じますね。
2013年1位「さのまる」
参考写真:さのまる 佐野ブランドキャラクター http://sanomaru225.com/index.php?act=what
栃木県佐野市のゆるキャラ「さのまる」です。
身にまとっているものは佐野の特産品で、帽子は佐野ラーメンの「お椀」、前髪は佐野ラーメンの「中太ちぢれ麺」、腰に携えた剣は「いもフライ」です。
ネーミングは”まーるい笑顔が佐野市を住みやすい街にする”という理由から「さのまる」という名前がついたそうです。
それにしても、なんというつぶらな瞳…!
2014年1位「ぐんまちゃん」
参考写真:ゆるキャラグランプリ http://www.yurugp.jp/vote/detail.php?id=00000018
群馬県のゆるキャラ「ぐんまちゃん」です。名前そのままですね。
馬をイメージしたデザインということのみで、群馬県のアピール要素はゆるキャラに入っていません。群馬県はあまり特徴がないのでしょうか。
あくまで広報・マスコットキャラクターとしてのゆるキャラのようですね。
2015年1位「出世大名家康くん」
参考写真:浜松市マスコットキャラクター http://www.yurugp.jp/vote/detail.php?id=00000037
今年の第1位は開催地である静岡県浜松市のゆるキャラです。浜松城に17年間在城した徳川家康をイメージしたキャラクターですね。
得票数は約695万件で、約102万件の2014年1位「ぐんまちゃん」の6倍以上の得票数となっています。それだけ注目度が上がったということでしょうか?
また、ネット投票では「みきゃん」(2015年第2位)に7000票の差で負けていました。しかし、最後の現地投票では「みきゃん」が約4000件だったのに対し、「出世大名家康くん」は約49000件もの得票を集めて大逆転を果たしました。
コレに関してご当地開催の力を見せつけたというか、組織票の力を見せつけたのだという批判もありますね。
まとめ
ゆるキャラが発端した元々の理由は「キャラクターに興味を持ってもらい、地方の村おこし・地域振興に貢献するため」です。
1位を獲得したゆるキャラは殿堂入りとして、次の大会に参加出来ませんが、1度知名度がグンと上がればいいのかもしれません。
ふなっしーが毎年のゆるキャラグランプリを辞退するのも、「地域の活性化がグランプリの趣旨だから、連覇を掛けて優勝した人が乗り込むのは、少し違うなっしー」と辞退理由を語っています。
2016年のゆるキャラグランプリ1位は一体誰になるのか?楽しみですね。
追記:2016年の優勝候補を予想してみました。↓の記事からどうぞ♪