風邪を引いたときはマスクをつけて周りに配慮したり、マスクをつけて予防することはとても大事なことです。他にも花粉症ならその季節につけたりもしますね。
しかし、現代は風邪でも予防でもなんでもないのにマスクをつける「だてマスク」の方が増えてきているようです。
それは既に依存症として深刻な問題になっているほどなのだとか。今回はだてマスクをする方の心理について解説していきます。
マスク依存症の心理や原因とは?
マスクをしなければならない特別な理由が存在しないのに常にマスクをしてしまう…という人の心理をなんとなくわかる方もいるかもしれません。
その一番の理由とは、顔や表情を隠すためです。だてマスクをする心理としては以下の内容が原因としてあげられるようです。
- 顔にコンプレックスがあるから
- 化粧をするのが面倒だから(女性の場合)
- 表情を作る必要がないから
- 他人に話しかけられるのが嫌だから
- マスクをつけていると安心するから
夏でも冬でもほぼ毎日マスクをつけていて上記の内容に当てはまる人は、マスク依存症の可能性がありますので要チェックです。
確かにマスクをつけてさえいれば、鼻水が垂れていてもよだれを垂らしていても大丈夫な上、鼻くそが見えようが鼻毛が飛び出していようが何も問題ありません。
だてマスクのことを「顔のパンツ」と表現するのも的を射ていて面白いですね。
だてマスクをよくする人はどんな人?
だてマスクを取り上げたニュースサイトでは、マスク依存症は新たな精神疾患に分類されるような扱いでした。
それによると、「醜形恐怖症」や「社交不安障害」の方がよくだてマスクをするそうです。このように病名で言われると物凄い悪いものに感じますね。
でも誰にも迷惑をかけていないし、だてマスクをしたって別にいいじゃないかと思うのですが、人間関係を築く上でマイナスとなったり顔のニキビや肌荒れの原因になったりするなど、心理的にも衛生的にも問題があるようです。
しかし実際に必要としている人もいるため、「マスクをしている=だてマスク依存症」という認識をするのは避けてほしいところです。
参考:マスクを外せないのは心の病気 http://health-to-you.jp/dependence/datemasukuizon78000/
女性は"かわいい"からだてマスクをする?
鼻と口と顎という顔の大半のパーツが隠れるマスクは、多くの人を美男美女にしてくれます。マスクをしたらイケメン、マスクをしたら可愛い…そんな人は多いのではないでしょうか。
だてマスクをする女性を「マスク女子」などと呼び、ファッションでマスクをする人が増えています。「小顔効果で可愛く見られるから」という理由で、男性より女性の間で特に流行っているようです。
女性用には「おしゃれマスク」として「美フィットマスク」も発売されていますね。
ちなみにアンケートでは男性の半数がマスク女子を可愛く感じるという結果が出たのだとか。
しかし、他のアンケートでは4割もの男性がマスクを外した女子にガッカリしたとの回答がありますので、マスクに頼りすぎは注意が必要ですね…。
まとめ
私は完全にマスク依存症だ!と感じた若者は多そうですね。
私も接客業をしていたときはずっと喋り続けていたので口が渇いてしまい、口臭が気になるためよくマスクをしていました。
それでもマスクをすると息苦しくなるのであまり好きではありませんが、「マスクをつけると安心する」という意見にはかなり共感が出来ます。
しかし、だてマスクによる悪影響を中々実感できないため、マスク依存症を治すことは難しそうです。これからもマスクを外す人はなかなか減らないかもしれませんね。