話がいつまで経っても終わらないのは聞いてる側からしたら辛いものです。
一番わかりやすくネタにされるのは「校長先生のお話」でしょうか。仕事では延々と上司の自慢話を聞かされ、友人の女性はつまらない話を飽きずに話し続け、老人は聞いてもいないことを何度も繰り返す…。
そんな経験が誰でもあるのではないでしょうか。今回は話が長い人の特徴、また若者や上司などの話が長い人はどういう心理なのかについて考えてみましょう。
話が長い人の特徴とは
話が長い人には、いくつかの簡単な特徴やパターンがあります。
- 話をまとめるのが下手
- 記憶力がなくなってきている
- 言い難い話があって遠回りをしている
- 相手を拘束することで優越感を感じている
- 話すのが好きだからあえて長話をしている
大体の話が長い人はこの中のどれかに当てはまり、例えば老人が何度も同じ話を繰り返してしまうのは、ついさっき話した内容を忘れてしまっているからなんですね。
話が長い若者はどういう心理なのか?
話が長い若者の場合は基本的に語彙力が足りておらず、話をまとめることが出来ていない場合が多いと考えられます。
面接などでよくいわれる「コミュニケーション力」というのも、相手の立場になってわかりやすく端的に話すことが出来ているかということが見られています。
また、仕事で上司に報告などをする際にいちいち遠回りな話をしてしまい「結局何が言いたいんだ!」となってしまうのは、結論を先延ばしにしているからです。
つまり、若者で話が長い人は自分に自信がなく言い訳から話を始めてしまっている、または会話の内容を整理出来ていないからということなのです。
なぜ上司はつまらない説教話を続けるのか?
上司に限らず、社長や客先のお偉いさんなどのいわゆる「おじさん」に当てはまるのが、話すことに優越感を感じているということです。
「ワシらは休憩中だからあんたも休憩していきな」と決して悪い人ではないのですが、なんだかよくわからない自分の若い頃の話や今の政治について語り出すおじさんは結構多いです。
最初は話を真面目に聞いていても、早く終わらないかなと相槌もだんだん適当になってきてしまいますね。なぜなら相手が一方的に話しているのみで会話になっていないため、話をつまらないと感じるのは仕方がありません。
これを心理学では「従属の効果」と呼び、上司は相手を下のポジションに位置させること(相手を拘束していること)で良い気分になっているのです。だから、我々が話を聞いてないとわかると怒られてしまうというわけです。
なぜ女性はどうでもいい話を延々と続けられるのか?
女性は脳の構造的に話題が次々と浮かび、男性よりも会話能力が高いです。
しかし、感情のまま話し続けるため取り留めのない内容だったり、結局何が言いたかったのかわからない話や知らない人の愚痴を延々と続けたり、男性には理解が難しいことがあります。
女性がこのようなオチのないどうでもいい会話を延々と続けられるのは、会話そのものが目的だからです。話の長い女性は会話をすることでストレスを発散し、楽しい気分になることが出来るというわけですね。
女性の悩みは解決する必要がなく、ただ聞いてほしいだけということもよく聞く話です。
最後に
話の長い人の特徴について、心理学を専攻している人の意見や話をまとめてみましたがいかがでしょうか。
あなたの周りにも同じように話が長い人はいるのでは?
「ほんで、何?」「話が長いからもう帰るわ」と言える相手ならいいのですが、そうでないときには相手を満足させながら、上手く気を逸らす技術を身に付ける必要がありそうです…。