テレビ番組やインターネットで多く出回っている心霊映像ですが、正直なところ「CGかなんかで作られたもの」という印象が多いと思います。
実際に心霊映像や心霊写真のほとんどは加工されているか、ヤラセのどちらかとされています。映画を見れば分かる通り、最近のCG技術には目を見張るものがありますからね。
中でも完成度の高い心霊映像は高値で買い取りされているとのこと。それは既にビジネス化しており、心霊ビジネス、UFOビジネスなんて呼ばれているみたいですよ。
心霊映像のビジネス化って?
元々、多くの人間が興味を持つものには価値があります。
それが真実にしろフィクションにしろ同じことです。ただ、明らかに嘘とわかるようなものではすぐに飽きてしまうので、だんだんとクオリティの高い心霊映像が出来上がってくるというわけですね。
特にドキュメンタリーなどストーリー性のある心霊映像はほぼ100%がヤラセなんだそうですよ。「嘘だ~」と思えるようなノンフィクション小説だって、作家による脚色が必ず入っています。
ホラーは一つのジャンルですし、心霊映像はバラエティの一つなんです!
心霊番組が減った理由って?
最近は心霊番組を見かけることが少なくなりましたよね。
昔は「ほんとにあった怖い話」や「奇跡体験!アンビリバボー」など、怪奇現象や心霊現象を取り扱ったコーナーが多くあったのですが…。
その理由はインターネットの普及により、すぐに動画を検証されたり、スタッフにやらせを暴露されたり、専門家による自然現象の指摘があったりと簡単に"ネタバレ"してしまうようになってしまったから。
他にも、視聴者からのクレームが多いという理由もあります。
近年『貞子vs伽椰子』という映画の怖いCMが放送されていましたが、あまりに怖すぎるために苦情が殺到して放送中止となりましたよね。記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
心霊映像とは少し異なるものの、テレビ局はクレームを無視出来ないようです。
心霊映像はいくらで売れる?
何十万と予算をかけて作られたハイクオリティ映像ならともかく、普通の心霊映像はいくらで売れるというものではありません。加工が簡単な心霊写真なら尚更、買い取ってくれるところはありません。
なんとかお金にしたいのであれば、ホラー系の映像制作会社などが投稿映像を募集していることがありますので、そちらに応募してみることです。
他にはYoutubeなどにクオリティの高い動画を投稿して、テレビ局から映像使用許可の連絡を待つくらいでしょうか。直接売りつけても華麗にスルーされるでしょう。
既に2013年にシリーズ終了していますが、『呪いの心霊映像』シリーズでは一般投稿を募集し、それを編集したものをDVDとして販売されています。
今も募集している会社があるかもしれませんので、心霊映像をお持ちの方はぜひ探してみてくださいね。
UFOビジネスについても過去に書きましたので、上の記事も一緒にご覧ください。